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いびきは栄養が行き届いている証拠?

中年夫婦が陥りがちな倦怠期の理由の一つとしていびきがあります。

中高年のいびきは周囲の睡眠を妨害する公害に近い大問題です。 本人はなまじ気持よさそうに眠っているのがまたパートナーの神経を逆なでします。

そんな悪者扱いされがちな“いびき”ですが、これも見方を一つ変えるだけで途端に印象が変わります。

さて、そもそもいびきは就寝中に鼻の穴の奥や喉の部分を指す上気道が狭くなって舌と振動することで音が生じる現象のことを指します。

普通の人が「スースー」と通している空気の道が狭くなることで振動して「ぐーぐー」と音が鳴るわけです。

では、なぜ上気道は狭くなるのか。

これには様々な理由がありますが、最も多いのは「舌が太っているから」です。

上気道が狭くなる理由

舌を太らせた人が仰向けに寝るとその重くなった付け根の舌根と呼ばれる部分が上気道にスルリと落ち込んでしまいます。

つまり喉の入り口を塞ぐ形になるわけです。

こうして狭くなった喉が振動して「ぐーぐー」という音が出るわけですね。

舌が太る、というと病的なものをイメージされる方がいるかもしれませんが、仙台名物の牛タンなどはまさにたっぷりと脂肪が付いた舌だからこそ、美味しく頂けるのです。

あれはしっかりと太らせた牛だから取れるもので、つまり、太った動物は舌も太っているといえます。

もう一つ上気道が狭くなり理由で多いのがお酒です。

お酒はそれを飲みすぎると体の筋肉が弛緩して舌根の筋肉も緩みます。すると舌の肥大化と同じ原理で舌がだらりと落ち込んで喉を塞いでいびきが発生します。

ようするに、いびきをかくというのはたっぷりと栄養を蓄えた生物として健康体である証拠だといえます。

沢山食べて、気持ちよくお酒を飲んで、その上眠りについているわけですから、見方によってはまさに百獣の王のような存在です。

世間では何かと悪者扱いされ、いびきが原因で家庭内で肩身が狭い思いをしている方は少なくないと思います。

しかし、だからといって卑屈になってばかりではいつまで経ってもいびきは改善されませんし、周囲との軋轢も収まったりしません。

そういう時はこのようにいびきに対して少しだけ見方を変えてみてはいかがでしょうか。良い気分転換になり、いびき解消に向けて前向きに善処できるようになるのでおススメです。